国際関係学科は政治学、経済学、そして歴史学などにおよぶ学際的かつ総合 的な専攻学科です。テーマは国際協力と紛争、貧困と発展、戦争の性質と原因、 民族主義と社会変化など多岐にわたり、特にアジアや世界における日本に焦点 をあて、さらには東アジアやアメリカなどの地域についても学びます。また、ほと んどの学生が東アジアの言語を学習します。インターンシップが必修であるため、 企業やその他の団体、組織で実際の仕事を体験することになります。
"国々の相互関係を学ぶ一方で、異文化の相互関係をも同時に学ぶのが国際関係学科です。本学科は基本的には政治学に根差しますが、今日の世界の複雑さを理解するために、史学、地理学、社会学を総合的に学んでいきます。TUJは国際関係学を学ぶには理想的な環境です。様々な国の学生が集まったクラスでは、多様な文化におけるそれぞれの経験や情報を共有でき、幅広く、極めて価値ある議論の交換ができます。その他にTUJで国際関係を学ぶ上で特筆すべき点は、実社会で活躍している人々との交流の機会が多くあることです。TUJの位置する東京港区には主要な各国大使館が集まり、TUJは、政府関係者や官僚、シンクタンク等との親交も深いため、大使館を訪問したり、大使館職員をスピーカーとしてクラスに招聘できます。国際関係学科では、特にグローバル展開する組織への就職が目指せるようにカリキュラムが組まれています。グローバルシステム全体への幅広い知識と、東アジア地域についての深い理解を併せて身につけた学生は、アジアにおける国際企業だけでなく、政府機関や非政府多国籍団体などが関心を寄せる人材です。また、本学科の上級コースでは、自由研究と現代における政治的論争の集中討議に重点を置いており、大学院に進学し国際政治分野での研究を目指す学生にとっても理想的な内容です。"
必修科目の概要
最近追加された選択科目
Soren Dicksonあなたを受け入れてくれる場所がここにある
Hana Mohsin未経験から得たスキルを履歴書に活かす
Candy Fujisawa自分を信じることが成功の秘訣
就職先 ： 富士ソフト株式会社
インターン先： アビアレップス株式会社
関東学院六浦高等学校（神奈川県）卒業。関東学院大学で学んだ後、本学Bridge Programを経て学部課程に編入。
日本の大学に通いながら、英語の勉強を続けていた私がTUJへの編入を決めたのは、様々な国の学生との異文化交流ができる環境を理想的に感じたからです。また、教授と学生の双方向のやり取りで進む授業も、日本の大学にはないTUJの大きな魅力だと思います。国際問題に興味があったので、専攻は国際関係学に決めました。授業では、教授が学生たちの多国籍な背景を活かし、「あなたの国ではどうですか？」と質問を振って学生の声を引き出していき、教授でも知らなかったような現地情報が飛び出すこともあり、とても新鮮でした。私の中でも、これまで教科書や資料から得てきた断片的な知識が、現地の人の生の声を聞くことで、立体的につながって像を結ぶことができたと実感しています。就職先は、世界を豊かにする「モノ」を作る仕事に携わりたいと思い、富士ソフトに決めました。語学力とITエンジニアとしての技術力をさらに磨き、国際競争の最前線で多くの人に頼りにされるモノを開発していきたいです。
就職先 ： ダイソン株式会社
インターン先： アビアレップス株式会社
白鵬女子高等学校（神奈川県）卒業後、 本学Bridge Programを経て学部課程に入学。
TUJは日本にいながらアメリカの学位が取れることはもちろん、入学時に専 攻を決めなくていいのが魅力でした。私は様々な分野に興味があって、学ぶ トピックは時間をかけて決めたかったからです。最終的には政治や外交、歴 史が学べる国際関係学を専攻しました。教授も学生も多国籍なので、授業 でディスカッションすると自分が考えたこともないような意見に触れられ、と ても興味深かったです。視点や文化の違いを受け入れることを学びました。 必修のインターンシップでマーケティング会社を経験したこと、また副専攻 でマーケティングを学び面白さを知ったことから、就職活動ではマーケティ ングの仕事を志望しました。私が自分のやりたい仕事を見つけられたのは、 そうしたTUJの制度のおかげです。就活前はTUJが意外と知られていない ことに不安を覚えましたが、実際に面接に行くとかえって興味を持たれるこ とも多かったです。現在はダイソンのマーケターとして、お客様の幸福度の 向上に貢献するという私の目標に向けて努力しています。
就職先： 三井住友ファイナンス＆リース株式会社
インターン先： アメリカ大使館、スウェーデン大使
明治学院高等学校（東京都）卒業後、本学Bridge Programを 経て本学学部課程に入学。
高校時代の2016年、米大統領選の時にちょうどアメリカに滞在しており、米 国において政治がいかに身近な話題であるかを知って驚きました。当時は 知識不足で話についていけなかった悔しさから、TUJに入学したら専攻は国 際関係学科と当初から決めていました。授業では世界各国の関係について、 政治・経済・地政学など多面から分析し、様々な背景を持つクラスメイトと討 論しながら理解を深めました。また、複数の大使館でインターンシップを経 験する機会にも恵まれ、特にスウェーデン大使館ではSDGs達成国トップ3に 入る国ならではの、環境に優しくサステナブルなビジネスとは何かを学ぶこと ができました。このことが就職活動でも大きく影響し、SDGs関連業務に携 われる三井住友ファイナンス＆リースに入社を決めました。リース業界は海 外とのやり取りも多く、TUJで培ったコミュニケーション力が生かせると考え ています。将来は世界で活躍できる人になり、いつかはテンプルで出会った かけがえのない友人たちと一緒に仕事ができたらいいなと思います。
就職先： アマゾンジャパン合同会社
インターン先： Refugee Empowerment International (REI)
宮崎県立宮崎西高等学校卒業後、Foothill College（アメリカ）で学んだ後、本学学部課程に編入。
就職に有利な日本にいながら100%英語の授業を受けられることを最大の魅力と感じ、留学していたアメリカの大学からTUJに編入しました。親身になって編入の相談や手続きのサポートをしてくれたので、単位もほぼ全て移行することができました。専攻した国際関係学科では政治学はもちろん、経済学、歴史学、地理学など様々な授業が必修となっているため、広い分野の知識を身につけ、視野を広げることができます。特に東アジア関連の授業はバリエーション豊富で、その分野に興味がある人にはもってこいの専攻です。この専攻で必修のインターンシップの機会には国際色豊かな特定非営利活動法人国際難民支援団体REIで働きながら英語で実践のビジネスを学ぶことができたので就職活動に際しても有益でした。就職先に世界最大の企業のひとつでありながら、成長を続けているアマゾンを選択したのは、TUJ同様に様々なバックグラウンドを持つ人がいる、グローバルな会社で刺激的な毎日を過ごしながら成長し続けたいからです。
